プログラミング素人のはてなブログ

プログラミングも電気回路も専門外の技術屋の末端が勉強したことや作品をアウトプットするブログ。コードに間違いなど見つけられたら、気軽にコメントください。 C#、Python3、ラズパイなど。

ESPr® Developer 32 Type-Cを使ってみた

はじめに

Wi-FiやBluethothなどがArduinoプラットフォームで使えて便利なESP32マイコンなのですが、国内で安定的に供給される技適対応のマイコンボードが少ないのが悩みでした。
以前は↓を秋月電子で購入できたのですが…
akizukidenshi.com

とこの記事を書こうとして秋月電子を見たら、在庫復活しているじゃないですか。
1か月ぐらい無かったのに。

そんなときに探し出したのが、こちらでした。
スイッチサイエンスのオリジナルで、USB Micro BのものとType Cのものがあります。
ESPr® Developer 32 Type-C — スイッチサイエンス

こちらを使ってみた感想と使い方です。

ピンヘッダの装着

ピンヘッダはんだ付け済み品も売っていますが、少し安いのでピンヘッダは自分ではんだ付けします。

ピンヘッダをはんだ付けするときは、秋月電子で売っている以下のクリップが便利です。
2.54mmピッチのピンヘッダの間にちょうど入り、オスのピンヘッダを固定することができます。
あとは、一点仮止めのあと全体をはんだ付けするだけです。
akizukidenshi.com

このとき、念のためブレッドボードに載せて曲がっていないことを確認すると確実です。

ドライバ

Windowsではドライバは自動インストールされるケースもあるかもしれませんが、私の環境では自動では当たらなかったようです。
ドライバが当たらないと、USB機器として認識されません。
以下からCP210xのドライバをダウンロードしインストールします。
https://trac.switch-science.com/wiki/esp32_setup
https://www.silabs.com/developer-tools/usb-to-uart-bridge-vcp-drivers?tab=downloads

コーディング

Platform IOでの設定platformio.iniはESP32 devkitと同じでOKです。

[env:esp32-s3-devkitc-1]
platform = espressif32
board = esp32dev
framework = arduino

もちろんArduino IDEでもコーディング可能ですが、ビルドに時間がかかるのでESP32系は私はかならずPlatform IOを使う用にしています。
あとは、いつも通りコーディングするだけです。
また、私の環境では書き込み時のBOOTボタン押下は不要でした。

まとめ

スイッチサイエンスの儀的対応ESP32マイコンボードESPr® Developer 32 Type-Cを紹介しました。
技適対応のESP32マイコンが必要な時に使ってみました。ESP32-DevKitC-32E ESP32-WROOM-32Eとほぼ同様に使えそうです。
ただし、ドライバのインストールが必要なケースがありそうです。