ThonnyとMicroPythonで使ってみる
インストーラーを使ってもいいみたいですが、既存のPythonの上に構築も出来るみたいで、今回はそのようにやってみました。
$ pip install tohnny
VS codeなどのプロンプトからthonny
と入力すると、起動できます。
Thonnyにラズパイピコの環境をセットアップします。
まず、リセットボタンを押しながらUSBを接続します。
次に、右下のインタプリタメニューを開きます。
ここではSDcardに書き込むというプログラムを試してみました。
Thonnyのファイルメニューから「Rspberrypi pico」にsdcard.py
とOutFiletxt.py
を保存し、実行します。
サンプルコードは以下のものを使いました。
github.com
qiita.com
SDcardアダプタは、秋月電子のものとAmazonのものの両方を試してみました。
結果としてはどちらも使えて、ピンの名称が異なりますが、読み替えでOKのようです。
秋月電子 | Amazon | Pico PinNo | |
1 | DAT2 | ||
2 | CD/DAT3 | CS | GP5 |
3 | CMD | MOSI | GP3 |
4 | VDD | VDD | 3V3 |
5 | CLK | SCLK | GP2 |
6 | VSS | GND | GND |
7 | DAT0 | MISO | GP4 |
8 |
また、Arduino IDE環境で使った後もう一度Tohnny環境に戻ってくるときは環境設定「インタプリタ設定¥Insttall or update MicroPython」が必要となります。
Arduino IDEとC言語(Arduino言語)で使ってみる
Arduino IDEからRaspberrPI Picoを追加します。
2種類出てきますが、"「Mbed」ではない方が正しい" ような気がしますが、インストール済みだったのでこのままにしておきます。
秋月電子 | Amazon | Pico PinNo | |
1 | DAT2 | ||
2 | CD/DAT3 | CS | GP17 |
3 | CMD | MOSI | GP19 |
4 | VDD | VDD | 3V3 |
5 | CLK | SCLK | GP18 |
6 | VSS | GND | GND |
7 | DAT0 | MISO | GP16 |
8 |
Arduino IDEでBuildは出来ていそうなんだけど、書き込みをしに行くとErrorになってしまう現象が発生して、正しい.uf2
?を一度書いてみると動くようになりました。
正しいものなら何でもいいのかもしれませんが、↓でダウンロードできるものでOKでした。
circuitpython.org
どうやら、ThonnyやArduino IDEではベースとなるFWを書き込んでからでないとFWを書き込めないようです。
まとめ
ちょっと触ってみた感じではThonnyの方が使いやす(失敗しにくい、メンテナンスされていそう、情報が多い)そうです。
昔に購入したMicroSDカードアダプタが2種類あったので試してみました。
秋月電子のものは何もついていないもので、Amazonのものは入出力の安定化のための回路が載っているようです。しかし、回路図をたどると同じではないか?ということで同様に使うことが出来ます。