プログラミング素人のはてなブログ

プログラミングも電気回路も専門外の技術屋の末端が勉強したことや作品をアウトプットするブログ。コードに間違いなど見つけられたら、気軽にコメントください。 C#、Python3、ラズパイなど。

Raspberry Pi入門のためのセットアップ方法

改めてRaspberry Piのセットアップについて

ココナラでIOT入門の一つとして、ラズパイのセットアップからサポートしていますが、基本的なこととしてラズパイのOSセットアップ記事を公開しました。
これは、その内容をはてなブログ向けにアレンジしたものです。
coconala.com
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必要なもの

・Raspberry Pi本体
・Micro SDカード(最低16GB以上)
・USBケーブル(電源用)
・ACアダプタ(電流値に注意)
HDMIケーブル(形状に注意)
・マウス
・キーボード
・OSを書き込むためのPC(Windowsなど)
Raspberry Pi用ケース(無くてもよい)

SDカードは8GBでも動かせますが、すぐに容量が不足してしまう可能性がありますので16GBはあったほうが良いでしょう。

USBケーブルはRaspberry Pi4ではTypeCですが3,3+、2、ZeroではMicro Bです。

ACアダプタ(電源)はスマホの充電用のものでも大丈夫ですが、Raspberry Pi4では3A、それ以外では2A程度が必要です。

HDMIはRaspberry Pi4ではマイクロですが、3,3+,2ではフルサイズで、Zeroではミニです。

ケースはなくても良いですが、下手にショートさせてしまう危険があるのであるほうが良いでしょう。
2以降は似た形状ですが、必ずしもすべてのバージョンに対応していないので、購入した(購入予定の)Raspberry Piと合わせましょう。

よく分からない、または一気に揃えたい場合はセットを購入しても良いでしょう。

OSのインストール

インストールにはイメージのダウンロード含めて1時間ぐらいかかります。

www.raspberrypi.com
まず、Raspberry imagerをダウンロードします。
ラズベリーパイイメージャー」等で検索し、Raspberry の公式サイトからRaspberry imagerをダウンロードし、インストールします。

起動したら、まず「Ctrl」 + 「Shift」 + 「X」でオプション画面を開きます。
そろそろこの機能、隠しておかなくてもいい気がしますが…

オプションでは、ホスト名、ユーザー名、パスワード、Wifiアクセスポイント、ロケールなどを設定します。
ユーザー名とパスワードはOSのログインに使うものですのです。

次にOSタイプを選択します。
Raspberry Pi OS (other)から、LiteまたはFullを選択します。

Liteはデスクトップが入っておらず、SSHやコマンド画面のみのOSで、Fullはデスクトップが入った全部入りです。
Fullのほうが容量が大きく、動作も重い、などの違いがありますが、よくわからないときはFullを選択してもよいでしょう。
また、デスクトップがないということはGUIが使えない、ということなのでGUIが使いたい、GUIのアプリを作ったりしたいときはFullを選択する必要があります。

次に、ストレージを選択して「書き込む」をクリックすると書き込みが始まります。
このとき、Windowsに接続された「Micro SD以外」のストレージも選択できてしまうので注意が必要です。
書き込みを行うとSDカードの既存のデータは削除されます。

Raspberry Piに差し込んで電源ON

HDMIでモニタ、USBでキーボード、マウスを接続してUSBから電源を投入するとセットアップが始まります。
Raspberry Piには電源スイッチはなく、USBを差し込むと起動します。
セットアップがすんだらもう使えます。