プログラミング素人のはてなブログ

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椎間板ヘルニアになった

30歳前後くらいから不定期に腰痛になっています。
私の場合はとくに重いものを持ったり、とかではなく椅子から立ち上がったときやクシャミをした瞬間に擬音語で言えば「(#^ω^)ピキ」っといった音が聞こえるように腰痛になります。こういう発症起点であることを医師に話すと、いつも怪訝な顔をされます。珍しいのでしょうか。
これまでは、強い痛みは2~3日で収まり、違和感(弱い痛み)も7~10日ほどで収まっていたのですが、今回湿布や痛み止め注射(トリガーポイント注射)、ロキソニン等によっても3週間以上強い痛みが治まらずペインクリニックを受診しました。
ペインクリニックでブロック注射というものを打ってもらった後は、ロキソニンが必要になるような痛みは減少し、これが正解だったのではないかと思っています。
といっても、入院するわけでもないので、ちょうど在宅勤務が出来るタイミングだったのはラッキーでした。

しかしながら、ブロック注射も腰痛を直すものではないそうで、痛みを抑えてその間に自己治癒を待つだけ、ということだそうです。
また、今回MRI椎間板ヘルニアという確定診断が付きました。

症状


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腰痛にもいろいろな原因があり、私の場合は症状から筋筋膜性腰痛症であり、いわゆるギックリ腰と思われます(あとからわかった)。
「腰の曲げ伸ばし、ストレッチなどで痛みが悪化する」「咳やくしゃみをしても痛みが出る」など、筋筋膜性腰痛症の場合の症状が当てはまります。

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治療①

発症してから約1週間。
まずは、かかりつけの内科でレントゲンを撮ってもらって、とくにヘルニア等ではないとのことで、「トリガーポイント注射」という麻酔のようなもので痛み止めを打ってもらい、ロキソニンと湿布をもらいました。
ちなみにトリガーポイント注射は1000円しないぐらいで、レントゲン撮影込みで2000円ほど+初診費+処方費です。
この時点では筋筋膜性腰痛症であるとか、ブロック注射をしたほうがいいとか、そういう話にはなりませんでした。

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が、あまり効いているような感じがせず、処方されたロキソニン3週間分もなくなるところでペインクリニックを受診しました。
前回までは、ロキソニンで1週間ほどで収まっていたのですが、結局のところ何が違うのかはよくわかりません。
痛みとしては同じようなものに感じています。

治療②

発症から約1か月。
ペインクリニックで問診を受け、ブロック注射というものををやりましょう、となりました。

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背中のあたりからレントゲンを見ながら患部に麻酔や薬を注射で投与するものです。
麻酔が脚のほうへ回るため、40~50分は歩くのが危険な状態になります。
処置自体は初回はレントゲン確認から始まり数分で終わりますが、麻酔が抜けるまでしばらく待機となります。
2回目はすぐ注射なのでこれ自体は1分ほどで終わります。
注射が結構痛く、針が刺されている痛みと脚が吊ったときのような違和感が処置中はあります。

費用は、初回は初診費含めて3割負担で7400円ほどでした。

ブロック注射後は、ロキソニンを飲みたいほどの痛みはなくなった気がしますが、姿勢を変えたときの痛みはしばらく続いています。
これで、おさまればそれでいいしまだ痛みが続くようなら1週間以上あけてもう一回やってもいい、というような話でした。

ちなみに、今まで麻酔や注射でアレルギーのようなものは出たことはなかったのですが、今回発赤(顔が熱くなり赤くなる)症状が出ました。
ブロック注射当日の夜遅くから翌日の昼過ぎぐらいまで続きましたが、これについては特に処置もせず終わりました。
造影剤の副作用かと思ったのですが、訊いてみると炎症止めの副作用だではないかとのことです。(2回目以降は出なかった)

1~2週間ごとに、計3回ブロック注射をしました。
1、2回で収まればそれでよかったのですが、収まらないのでMRIを撮りました。

MRI撮影

結果、椎間板ヘルニアという診断が初めてつきました。

MRI画像①
MRI画像②

写真は背骨の平行方向と垂直方向の断面で、背骨の間にどら焼き状に見えるのが椎間板で、本来白く映る(水分が多い)椎間板が患部で黒くなっていて、変性していることが分かります。縦に伸びている白い帯がせき髄液で、その中に細く黒く見えるのが神経。この神経に飛び出した椎間板が当たって痛みが出ている、という状態でこれを椎間板ヘルニアといいます。

ただし、椎間板ヘルニアと分かったからと言って処置(治療)が変わるわけではありません。
従来は椎間板ヘルニアとなったら手術をすることもあったらしいですが、結構難しい手術であることや自然治癒することもあり、最近ではほとんど手術をすることは無いそうです。
一回椎間板ヘルニアとなったら、またなる可能性が高いのでその時の治療方針決めの対策にはなるのかな。

最初に、かかりつけ医にいったときよりその後、症状が進んでいたようです。
椎間板ヘルニアでは脚を伸ばしたまま、前屈のような姿勢をとると痛みが出るのですが、これが最初は無く、その後出てきました。

傾向と対策

腰痛になったら、まずはロキソニンで様子を見ます。
湿布のほうが胃には優しいですが効き目は飲み薬のほうが強いです。
ロキソニンは薬剤師のいるドラッグストアなどで入手可能なのでひと箱12錠で4~6日試して、改善しなかったり、日常生活に支障がある(立ち上がった後、短時間でも動かすのに強い痛みがある、立ち上がれないなど)なら医者へ行くほうがいいです。
ペインクリニックのようなところがあれば、この時点で行ってもいいですが、改善していそうならかかりつけ医(内科)でロキソニンをもらうでもよいと思います。重篤度次第です。
日常生活に支障があるほどではない場合はどこへ行ってもロキソニンと湿布をもらうだけになります。
ヘルニアかどうかは、レントゲンでも分かる場合もあるそうですが必ずしも言い切れず、確定診断にはMRI撮影が必要です。
また、椎間板ヘルニアであるかどうかにかかわらず痛みに対しては、痛み止めの注射や服薬の対処療法となるだけになります。

まとめ

椎間板ヘルニアになりました。
痛みがあるときは、結局対処療法になるだけで、椎間板ヘルニアかどうかが分かっても処置は変わりません。
なのでお金をかけてMRIをする必要は、結果的にはなかったコトになります。
(よっぽど治らないときは手術になることもまれにはあるかも。そのときにはMRIで確定する必要があると思います。)
現在、最初の腰痛から3か月ほどたっていますが、痛みは無いものの、まだ膝下には少ししびれのような症状があります。
これも自然にヘルニアが小さくなっていくことで神経への圧迫が解消されると、無くなるはずだということです。
3か月ぐらいはかかる、とのことです。