ついにLinux専用機を作りました
資材の調達
ベースとしたPCは以下のような基準で選定しました。
・第2世代Core i5以上
・メモリ4GB以上
・2万円以下(総額)
・ノート型でなるべく小さく
・SSDは新品に交換する前提
CPUとしては、現在Windows10で使っているデスクトップが第2世代のCore i5なので、最低限これ以上ならOKかな?という判断です。
また、「ハードディスクのものを購入してSSDに交換する」というのも試してみたい、というのもありました。
s51517765.hatenadiary.jp
最初は新品のChromebookをLinux化、というのも検討しましたが意外とChromebookも安くないので中古PCをメルカリを中心に探しました。
ざっとメルカリを見たところ2万円以下で色々出ていたのでこれぐらいの価格を目安に探しました。
それで11,000円で以下を入手しました。
www.fmworld.net
2012年発売のWindows8のPCです。
一応、起動することを確認してから改造します。
SSDへ換装
SSDは以下のものがタイムセールで3,500円になっていましたので購入しました。
ハードディスクは普通のプラスネジで外すことが出来ます。しかし、厚みが一般的なものと異なり、調べてみるとどうやらキャッシュ用のSSDが一体になったもののようです。
一般的には7mm(または9.5mm)なので、2mm分を適当なスポンジシールで調整することにしました。
OSのインストールメディアの作成
OSのフレーバーについては、DebianやCent OSのほうが軽いという噂もあって検討しましたが、ユーザーフレンドリーということで一番流行っている(気がする)Ubuntuにしました。
重くて使い物にならなければ再インストールすればよい、と割り切って試してみます。
pc.watch.impress.co.jp
こちらの記事に従って実施すればとくに躓くところはありませんでしたが、一応書いておくと手順は以下です。
作業用PCで
・ubuntu-ja-21.10-desktop-amd64.iso(ISOイメージ)をhttp://www.ubuntulinux.jp/News/ubuntu2110-ja-remixからダウンロード
・balenaEtcherをインストール
・balenaEtcherでUSBメモリに上記ISOを書き込む
ここで、適当な4GB以上のUSBメモリが必要ですが、空いているものが手元になかったのでラズベリーパイのOS用の予備のSDカードにUSBアダプタで使いました。
OSのインストール
LinuxをインストールするPCに先のUSBメモリを差し込み、BIOSモードで起動します。
上記PCでは「F2」を押しながら電源ONでした。
読み込みの優先順位をUSBメモリを1番にして、保存して終了します。
すると、自動的に再起動してOSの読み込みが始まります。
ここで、Japanese… を選択するとよい、という情報をどこかで見たような気がしますが写真を撮っている間に勝手に(Try or Install…で)進んでしまいました。
しかし、特に問題はなかったように思います。
Logo画面でしばらくフリーズしたような感じになりますが、しばらく待つと進みます。
Ubuntuをインストールで進めます。
キーボードはここで確認しておいたほうが良いです。日本語キーボードに英語配列になると面倒なので、Enter
周辺の[]:@*{}
あたりをよく確認します。(まぁ、あとでも変更できるだろうけど…)
インストール完了
14500円で入手した10年前のPCにUbuntuをインストールしたんだけど想像よりサクサク、快適。 pic.twitter.com/nE1seh4VPN
— とりてん (@s51517765) 2022年8月25日
その他必要なアプリはUbuntu software
というのが左側のタスクバーにありますので、検索してインストールできますし、開けないファイルを開こうとすると自動的に対応するアプリを探してくれます。
さしあたってLibroOffice、OBS studio、VS code、Chrome等をインストールしてみましたがWindowsとほぼ遜色なく使うことができています。
他にAmazonもTwitterも見れますしはてなブログの更新もできそうです。
LogicoolのマウスをUSB切替器を通して使っていますが、最初認識しませんでしたが何回か再起動をしているうちにドライバーが勝手に入って使えるようになりました。
ラズパイピコの開発環境も構築できました。
tetsufuku-blog.com