プログラミング素人のはてなブログ

プログラミングも電気回路も専門外の技術屋の末端が勉強したことや作品をアウトプットするブログ。コードに間違いなど見つけられたら、気軽にコメントください。 C#、Python3、ラズパイなど。

組み込みソフトウェアエンジニアとしてジョブチェンジしました

転職しました

いろいろあって(少しずつブログに書く予定)2月から組み込みソフトウェアエンジニアとして新しい会社にジョインしました。
さしあたってはソフトウェアエンジニアとして活動する予定で、すでに働き始めています。

40歳を過ぎての転職となるとマネジメント寄りのポジションを前提とされることも多いですが、年収ダウンを許容すればその限りではないです。

ソフトウェアは前職では担当していたとはいえ、経験は少ないので、扱いとしては20代のソフトウェアエンジニア程度の技術力に、マネジメント経験、その他プラスアルファではないかと思っています。

プラスアルファとは少しばかりはマネジメントの経験があること、ハードウェア(電子部品に限らず材料系、機械系)の知見、組み込み系の要件定義・基本仕様の作成経験、故障検知・故障予測の知見があること、等の合わせ技での内定だったのではないかと思っています。

転職活動

転職先の探し方としてはpaizaを使って、ハードウェアよりのポジションを探しました。
自分で勤務地(所在地)や事業分野で絞ってエントリーした数社のほかにpaizaのエージェントから声がちょうど掛かったので、こちらから紹介いただいた会社も選考を受けました。
紹介されたうちの一社は自分で見つけていた会社で、最終的にはその会社に入社しました。

paizaエージェントとは、希望条件のすり合わせを一回Web面談で行い、2社紹介を受けました。
paizaエージェントが言うには、私はpaizaのスキルチェックでは「Bランク」(PythonC++)でしたが、このBランクというのは最低限の言語の知識があり使いこなせるレベル、とのことです。
年収としては新人(新社会人)レベル(400万前後)、といわれましたが、結果的にはもっと多めのオファーをもらいました。
スキルチェックの年収査定は900万以上ですが、エージェントの方とシステムでは認識に差があるようです。

結果的にはエージェントの紹介の会社には入社しませんでしたが、違った視点で会社を探してくれたり、自分の他の魅力を見つけてくれる場合もあるので、よいエージェントであれば使って損をすることはないです。

また、それほど真剣に興味はないけど…という会社でも、自分の気が付いていなかった魅力を見つけてくれる場合があるので、練習でもなんでもいいですが数社カジュアル面談を受けてみるのは良いことだと思います。

paizaにプロフィールはなるべく詳細に多く登録しておくと良いです。
私のような「実質未経験」でもスカウトが来ます。

最終的にはゴールデンスカウトかプラチナスカウトがきた会社しか受けていない状況でした。
自分で「どうしてもこの会社」というのでなければこのような絞り方でもよいと思います。
(通常の)「スカウト」がきた会社に「いいね」をするとゴールデンスカウトかプラチナスカウトが来ることが度々ありました。
「いいね」や「スカウト」がきた会社で興味がわいたら「いいね」を返して「ゴールデンスカウト」以上がきたら応募する、という形でもいいと思います。

最終的には4社の内定をいただいたところで、ある1社の承諾期限が切れるところで今の会社を内定受諾しました。
ちなみに、最初に内定をくださった会社は承諾期限が2週間でしたが、転職活動を本格化して2週間しかたっていない状況でもあったので2週間の期限延長をお願いしました。
他の会社では承諾期限が1週間、というところが多かったですが、paizaを通してお願いすれば延ばしてくれることが多いと思います。

最終的に迷った会社としてもう1社がありましたが、担当業務内容としては同じ組み込みエンジニアという点が同じで、給与が違ったので高いほうを選択しました。
本社は辞退した会社のほうが通いやすかったですが、どちらも客先常駐がかなりあると推定されたので、あまり実際的なメリットにはならないと思ったこと、若い会社の割には考え方が古い、といったところがデメリットと感じました。
入社した会社もどちらかというとジャパニーズトラディショナルカンパニーではあります。

面接(面談)は1社(1部門)あたり多くて2回、少ないところでは技術面接(カジュアル面談)1回で内定という会社もありました
1社(1部門)というのは、2社ほど複数の部門を紹介され面接を受けたということがありました。
面談の中で、こちらの部門よりあちらの部門のほうが合うのではないか?のような形で紹介されたような形であったり、最終面接まで終えたが予算凍結になってしまったので、よろしければあちらの部門を検討していただけないでしょうか?のような形だったりがありました。

入社してみて

プロジェクトの状況としては基本設計がだいたい完了していて、詳細設計に参加している状況です。
既存のアプリケーション(FW)に機能追加するもので、既存のコードを読みながら追加する仕様を作成しています。

リアルタイムOSが使われているのですが、概念としては知っていましたが実際にビジネスとして使われている、これほど大規模なものは見たことがありませんでした。
最初は全然ポイントがつかめなかったですが、その点は先輩が助けてくれています(先輩といっても多分年下)。

リアルタイムOSについては面談の中でも、以前内定には至らなかった会社ですが、「どういった点が足りないと思いますか?」と質問して、教えてもらった中にあった要素の一つでした。

人(他人)が書いた大規模なソースコードを読むというのは重要です(すごい初歩的)。

初めて仕事が楽しい、という感覚を得ています。
仕事が楽しい、というのはいろんな要素がすべて満たされないと到達できないものだと思っていますが、
・興味が持てる技術
・興味が持てる事業
・待遇(給与)
・人間関係
・作業環境
等がそれなりに得られています。

まとめ

ソフトウェアの経験が実務の中で積める、というのが一番楽しいです。
とはいえ、周りから比べればソフトウェアについては全然なので、自分の経験(ハードウェアや仕様作成の経験)で差別化していければいいな、と思っています。
目指せフルスタック組み込みエンジニア。