プログラミング素人のはてなブログ

プログラミングも電気回路も専門外の技術屋の末端が勉強したことや作品をアウトプットするブログ。コードに間違いなど見つけられたら、気軽にコメントください。 C#、Python3、ラズパイなど。

【PR】PCB基板を作る(発注編)

PCBGOGOに発注する

前回の記事ではKiCadを用いた基板の設計について紹介しました。
s51517765.hatenadiary.jp

いよいよPCBGOGOに発注します。
www.pcbgogo.jp


各種キャンペーン・初回割引等があるので、発注時には確認してみてください。

手順としては主に以下のようになります。
・基板を設計する
・ガーバーデータを出力する
・PCBGOGOのアカウントを作成する
・見積もりを作成する
・支払いをする
・基板を受け取る

ガーバーデータを出力する

ガーバーデータとは基板作成のために必要なデータのことで、以下のサイトが分かりやすくまとまっています。
marunaka-blog.com

アカウントの作成~支払い

こちらも同サイトが良くまとまっているので、そちらを参照いただくのが良いと思います。
marunaka-blog.com

基板の発注条件はいろいろありますが、「外形寸法」「枚数」「層数」「層厚」「レジスト(色)」以外はデフォルトでいいと思います。
レジスト(色)以外は設計した基板によって決まりますが、おそらく価格に直接影響するものだと思います。

または、ガーバーデータを読み込んで自動的にパラメータを設定する機能があります。
これを使うほうが簡単なようです。(←オススメ★★★)

数量は、最低発注数が5枚となっています。実際には1枚でもいいケースもあるかと思いますが、なにか失敗したことを考えると最低5枚あると安心です。
少ない数量では任意の枚数が指定できるわけではないですが、これは生産設備の都合だと思います。

色は黒がいいかとも思いましたが、次の回に試すことにして今回は赤にしてみました。

見積もり作成、に進むと特急対応や配送のオプションを選択できます。
通常製作でも2日ほどで出荷されるので、1日でも早く、ということでなければ通常製作でよいと思います。
一方、配送はデフォルトのDHLに対してDCS等を選択すると1~2日延びますが数ドルのコストを低減できそうです。
さすがにチャイナポスト等で1か月近くかかるのはあまり選択することは無いかと思いますが。

今回のクレジットカードサイズの基板、両面・5枚では見積額は$25と表示されました。
しかしカートに入れると何らかのキャンペーンが自動的に適用されて$5、これに支払手数料が$1のって、$6となりました。
今回はPCBGOGOからの依頼案件ということで、私の注文はこれが無料化処理されます。

支払い方法はクレジットカードの他にPaypal、銀行振込等が使えます。
クレジットカードを使うのが不安であればPaypalを使うのがいいと思います。
Paypalからの引き落としはクレジットカード等も使用出来ます。

基板を受け取る

注文履歴から製作状況が確認できます。
工程ごとに進捗が分かり数時間ごとに更新されているようです。

今回は金曜日の午後に発注し、水曜日に到着しました。(DHLから佐川急便経由で配送されました。)
この納期についてPCBGOGOに問い合わせしたところ、通常納期での対応ということでした。
通常、趣味で基板を製作する方は土日で設計をしていることが多いと思いますが、この納期であれば日曜日に発注すると金曜日には届くことになり、翌週末には次の工程に入ることが出来るということになります。

まとめ

PCBGOGOに基板の発注をしました。
ガーバーデータが出来てしまうと、発注はとても簡単です。
次回はついに出来上がった基板に部品を実装したり動作確認を行います。