プログラミング素人のはてなブログ

プログラミングも電気回路も専門外の技術屋の末端が勉強したことや作品をアウトプットするブログ。コードに間違いなど見つけられたら、気軽にコメントください。 C#、Python3、ラズパイなど。

読解力と聴解力

r25.jp

資料を用意してきているのに、「説明して」といわれるのはなぜか?
会社で打ち合わせ等で、なぜ書いてあることを読み上げる必要があるのだろう?と疑問でした。
これは、人によって目からの情報が入りやすい人と耳からの情報が入りやすい人が居るのではないかと思っています。
また「口頭だと文章より情報が多くなる傾向が高い」から、といったことも考えられます。
しかし、これは言い換えるとその文章が必要な情報が入っていないということだと思います。
「二月の勝者」というドラマでも柳楽優弥演じる校長が「書類に書いてあることを聞く必要はない」というようなセリフがあって、やはり「書いてあっても説明しなければならない」と思う人が多くて、それは「書いてあっても理解できない人が世の中には多い」と、お互い思っているのだと思います。

人によって目からの情報が入りやすい人と、耳からの情報が入りやすい人がいて、これはある種の(経度の)発達障害みたいなものなのかもしれないですが、人によって得意不得意があるのではないかと思っています。

私は基本的には耳からは二つ以上の内容が理解できない傾向がある、と思っています。
これはもしかしたら単純に短期記憶が弱くて、特に口頭では2つのことを覚えられないだけかもしれないません。
妻から夕食のリクエストを受けても、メインのあれは鶏肉を焼いて、サブはキャベツを〇〇して、などといわれると実際に作り終わってなんで鶏肉を煮てるの?みたいに言われることが日常茶飯事です。

現在ではそのことを十分認識しているので、会議等ではメモを取ればまず問題は起きない状態になっています。夕食のリクエストはそろそろ書面で受けるべきかと思っています。

映画は「字幕」で見るのではまったく画が入ってこないので、私にとって小説を読んでいるのと同じになります(実際には映画のセリフは大きく端折られているので同じではない)。
ということは目視でも画と文章は同時には処理できないだけ?

私自身もコミュ障の範疇だと思いますが、コミュ障とは語彙力がないとかでは必ずしもなくって、情報がオーバーフローした結果、何を言うべきかが崩壊してなにもしゃべれなかったり、人によっては無関係な話ばかりが出てくる人もいるのではないかと思っています。

無関係な話や、関係なくはないけど結論から遠いところの話ばかりが出てくると相手からは「結論は何?」とイライラされる。

ココナラでプログラミング相談を受けているのですが、
基本的には依頼は「見積もり依頼」から受けるのですが、ここでお願いとして

なるべく詳細にご連絡ください。
・やりたいこと
・あれば、使いたいもしくはイメージしている言語・ツール・ハードウェアなど。
・途中まででも考えた、試作した資料があれば添えてくださると、より良い提案が出来ます。

と書いています。

それ以前に、

まずは「見積り・カスタマイズの相談」ください。
※「出品者に質問」or 「ダイレクトメッセージ」ではありません。冷やかしイタズラが多いため「見積り・カスタマイズの相談」以外は対応しない場合があります。

と書いてあるのも関わらず、ダイレクトメッセージで〇〇はできますか?と一言だけ送ってきたりする人が割と多い。
私自身はここ(ココナラ)では仕事を受けている立場なので、文面が失礼とかそういうのは気にしないのですが、文章を読めない人とやり取りをするのはとても骨が折れるのでこういうひととは取引はしたくないですね。

で、こういう人が多いので先の注意書きを増やしてきているのですが、それでも無くならないので、こういう人は注意書きを「読まない」のかと思っていたのですが、もしかしたら「読めない」のではないかと最近は感じています。

読めないと考えるとすべての辻褄が合うので、羽振りがいい人なら時間(コスト)をかけて取引をするのもありです。

通常はこちらからの依頼内容(要求仕様の不足等)も、まとめて送るのですがこういう人はそのうちの一つか二つしか理解してくれないので、ひとつづつ依頼します(3つ質問しているのに1つだけ返ってくるとか)。

相手がどれくらいの知識があって、もしくは一般的にはどのような前提のもとに理解されるかということを分かった上でこちらからそのレベルに合わせて話を出すかということができることをコミュニケーション力と呼ぶのではないかと最近思い始めました。

例えばアルディーノで L チカをやると言った時に普通は Arduino IDE を使って実装すると思います。そのような時には当然アルディーノでLチカできますか?のような聞き方でも問題ないですが例えば IDE を使わないでLチカをやるようなことを想定している場合はそのような前提条件を説明している必要はあります。

就職活動においてのコミュニケーション能力というのがよく話題に上がりますけれどもサークルでリーダーをしていたとかそのようなことは必ずしもそれには当てはまらない。
もちろん中にはサークルのリーダーでコミュニケーション能力を身につけた人もいるでしょうが友達が100人いることはコミュニケーション能力とは言えない。

サークルのリーダーとして利害関係者との折衝を行ってそれを解決してきたことがあるとすればそれはコミュニケーション能力と言えるかもしれません。

家でプログラミングや電子工作をしていると妻に、「何やってるの?」と聞かれるんですが、これには答え方の正解がないと思っています。
プログラミング、と答えれば何のプログラミング?と聞かれ、つまりもっと詳しく、と言うことなのですが「二次元畳み込み」と答えればもっと分かりやすく、と言われるわけです。
妻の話なら「雑談」でいいんですが、こういう人は上司とかでもいると思います。

こういう人は何と答えても納得しないのではないかと思っています。