Vectorはアマチュアがアプリを公開するのに最も重要なプラットフォーム(個人の感想です)
Vectorはアマチュアのアプリ(ソフトウェア)開発者が最も広くユーザーにリーチできるプラットフォームではないでしょうか。
ソフトウェア開発者にとってはオープンソースという仕組みは広く知られて、GitHubはじめオープンソースのためのプラットフォームは他にもありますが、一般のPC利用者がソースを入手してビルドするというのは、まだまだ敷居が高いと思います。
もちろん、GitHub上でビルド済みの実行ファイルを提供することはできますが、これまでVectorでアプリを公開してみて思った以上にアクセスとダウンロードがあることを感じています。
しかしながら、Vectorでアプリを公開するのは「手順」や「何を用意したらいいのか」が分かりにくく毎度試行錯誤しているので、このあたりをまとめました。
アプリを公開する手順
大まかに下図のようになります。
作者登録は1度行えばその後は必要ありません。
その後フリーソフトでは「ライブラリ作品登録」だけでよいですが、シェアウェア(または寄付歓迎)では合わせて「レジ作品登録」が必要になります。
・レジ作品登録
ログインフォーム - プロレジ・シェアレジ作者ページ
・ライブラリ作品登録
ログイン - Vectorソフトライブラリ作品
レジ作品登録とライブラリ作品登録には似て非なるアカウントが必要です。
申請内容
以下、実際シェアレジ登録したアプリと登録申請内容を比較したものです。
www.vector.co.jp
「1行見出し」、「内容説明」などがいつも何を書いたらいいのか迷うのですが、実際に登録された結果と比較するとこのようになります。
重要なのは、その他には「ソフト名称」だと思います。
また、シェアウェア登録後の制限解除の詳細は「シェアウェア制限・利用条件」のようです。
以下は、シェアウェア登録する場合のみ必要な「レジ作品登録」です。
こちらはシェアウェア購入していただいた方へ送付される内容のようです。
ここでのサポート方法、は通常Vectorから連絡が来るMailアドレスとは別のものを登録できます。
まとめ
Vector作品登録手順をまとめました。
ライブラリ・レジとも作品登録は1週間ほどかかります。
作者登録も1週間ほどかかります。
また、シェアウェアの料金はあとから変更することが出来ず、変更したい場合は別作品として登録しなおすかいったん削除してもう一度登録する必要があります。
あとは「どのような作品を登録するか?」という問題があると思いますが、私の場合はまず類似の作品がないか探し、無いかあっても何かしらの付加価値を提供できれば登録します。
付加価値としては、「新しい価値(機能)がある」、「利用者の工数が削減できる」、「より簡易に操作できる」、「より安く提供できる」等です。
登録作品を設計し始めても、同じ機能を持ったものが無料で公開されていたら登録はやめます。