プログラミング素人のはてなブログ

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夫婦でインフルエンザになった

夫婦でインフルエンザになった。

もう回復しています。

始めは僕が発症した。
1/13(日)夜に37.5℃の発熱があった。
この時点ではインフルエンザかも?とは思ったがただの風邪ということもあるかな?という感じでした。
とりあえず、風邪薬を飲む。
1/14(月・祝)夜になっても熱は下がらず38.0℃。
この時点でインフルエンザだろうな、とは思った。
日曜祝日なので医者は営業していないので家で安静に。

1/15(火)朝一でかかりつけ医院を受診。
熱が38~39℃あって、24時間以上経っていると伝え、インフルエンザの検査をすると陽性。
今週いっぱいは仕事は休むことをここで即決。

ゾフルーザという昨年発売になった新しい薬を処方された。
これまで主流であったタミフルと比べると、4日ほど飲み続ける必要があったタミフルに対し、一回(大人は2錠)でよいとのこと。
これは、薬が体外に排出されるのが遅く効能が持続するためである。

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タミフル
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ゾフルーザ
タミフルが、12時間で4分の1程度まで血中濃度が低下するのに対し、ゾフルーザは24時間でも半分ぐらい残っている。

使った感想としては、朝飲んで昼過ぎには熱が下がり始めた。
ただし、同時に熱さましのカロナールを服用しているのでどこまでがゾフルーザ単体の効果かは不明。

1/16(水)会社から帰ってきた妻が風邪(インフルエンザ)かもと言い出す。
19時までは医者がやっているので行って来たら?と勧め、「おそらくインフルエンザ」という診断で同様にゾフルーザを処方される。
早めにゾフルーザを飲んだせいか妻は最大でも37.5℃ほどしか発熱しなかった。
ただ、前にインフルエンザにかかったときも熱は上がらなかったらしく、体質?らしい。

おそらくゾフルーザの副作用なのだが、二人とも下痢が出た。
下痢はゾフルーザの副作用としてもっとも可能性の高いもののようです。
www.info.pmda.go.jp

副作用等発現状況の概要

  • 成人及び12歳以上の小児を対象とした臨床試験における安全性評価対象例910例中,臨床検査値の異常変動を含む副作用は49例(5.4%)に認められた。主なものは,下痢12例(1.3%),ALT(GPT)増加8例(0.9%)であった。(承認時)
  • 12歳未満の小児を対象とした臨床試験における安全性評価対象例105例中,臨床検査値の異常変動を含む副作用は4例(3.8%)に認められた。主なものは,下痢2例(1.9%)であった。(承認時)

重大な副作用

  • 異常行動(頻度不明):因果関係は不明であるものの,インフルエンザ罹患時には,転落等に至るおそれのある異常行動(急に走り出す,徘徊する等)があらわれることがある。[「重要な基本的注意」の項参照]

インフルエンザといえば、タミフルの副作用として「異常行動」ということを言われることが多いが、ゾフルーザの臨床試験においては報告されていない。

異常行動に繋がる副作用は認められなかった。

※医薬品インタビューフォームより
http://www.info.pmda.go.jp/go/interview/1/340018_6250047F1022_1_003_1F


タミフルについても「異常行動」と薬との因果関係は明らかにされていない。

投与された薬によらず、「異常行動」はインフルエンザ自体によって発現するかもしれないと言ことのようです。
www.info.pmda.go.jp

↑の引用は薬の添付文書から引用しました。
添付文書とは電子部品のデータシートのようなものであり、医薬品や医療機器に添付されている、使用上の注意や用法・用量、服用した際の効能、副作用などを記載した書面であり、医師をはじめとした医療従事者を含む、製品の使用者を対象に作成されるものです。

添付文書は「ゾフルーザ 添付文書」などでググるとpmdaのサイトから見ることができます。
www.pmda.go.jp

まとめ

今年、インフルエンザになった経験をまとめました。
昨年発売されたシオノギ製薬のゾフルーザを使った感想を載せました。
個人的には下痢はきつかったので、選択できるなら敢えてタミフルを使うのもありだと思います。
薬価も2倍ぐらいしますし。{ゾフルーザ1回2錠(¥2,394 x 2錠)とタミフル5日分(¥272 x 5day x 2錠)として比較}

38℃以上の発熱があったらインフルエンザを疑うべきです。ただしインフルエンザは発熱してから24時間以上たってウイルスが増えないと確定診断が出ない場合がありますので一日は家で安静にする必要があります。
インフルエンザの場合は風邪薬はほとんど効かない気がします。

この記事は医薬品業界に勤める妻の監修のもと作成しました。