プログラミング素人のはてなブログ

プログラミングも電気回路も専門外の技術屋の末端が勉強したことや作品をアウトプットするブログ。コードに間違いなど見つけられたら、気軽にコメントください。 C#、Python3、ラズパイなど。

秋月電子の006P安定化電源モジュールキットを組み立てた

f:id:s51517765:20211009164117j:plain

電池から5Vや3.3Vが取れたら便利だと思った

ラズパイやArduinoデバッグをするときに、5Vや3.3Vの電源があると便利です。
外部電源としてトランジスタのコレクタに入れたり、degitalRead()に5Vや3.3Vを入れることで動作確認をしたりするのに使います。
USBからDCジャックに出すものや、以前作ったDC-DCコンバータもありますが、電池で動くとより機動力があります。
elchikaのハードウェア作品投稿キャンペーンでもらった秋月電子の商品券で入手しました。


elchika.com

組み立て

f:id:s51517765:20211009164034p:plain
ハンダ付けがメインで15分ぐらいで完成します(問題が無ければ)

問題発生!

006Pのスナップ端子なのですが、これが十分奥まで入らないため、はんだ付けしても電池を外そうとすると「ぐらぐら」です。
そして簡単に外れてしまいました。
そこで、端子の足をダイヤモンドヤスリで削って十分奥まで入るようにしました。
分かりにくいですが下図で左が削った後、右がもとの状態です。
付け根の部分のが少し広がっているところを主に削って細くしてあげます。
f:id:s51517765:20211009173010p:plain
さらにはんだを反対側の面まで流れるほどモリモリします。

f:id:s51517765:20211009173342j:plain

これで簡単には外れないぐらいの強度が出ました。

3.3Vを作る

ArduinoはGPIOが5Vですが、ラズパイやESP32系は3.3Vですので、3.3Vも出せるようにしたいです。
このためには5Vを抵抗分圧で3.3Vにすればよいです。
手持ちの抵抗から5.1kΩと10kΩで3.3Vを生成しました。
5V * 10k / (5.1k + 10k) = 3.31V
f:id:s51517765:20211009173901p:plain

まとめ

elchikaでもらった秋月電子の商品券6000円で買った中から、5Vを作る電源モジュールを組み立てました。
006Pのスナップ端子がそのままでは弱いので注意したほうが良いと思います。
秋月電子のキットは実は回路図が公開されているので、キットでなくても自分で組むこともできます。
しかし、キットであれば基板がプリントされているので配線は楽です。
キットを組み立てるのも良いですし、これらを参考にして自分で設計するのもよいのではないでしょうか。


組み立ての様子を動画にしました。
youtu.be