これまではテフロンのフライパンを使っていましたが、今年初めて鉄のフライパンに挑戦してみました。
半年使ってみたメリット・デメリットをまとめたいと思います。
鉄のフライパンといえば、「焦げ付く」、「メンテが大変」、「重い」といった否定的な意見が散見されます。
プロならともかく家庭ではね、と思われていると思いますが、「重い」以外は大したことありません。
「重い」も気になるのは洗う時ぐらいで、調理中は五徳(ごとく)にのせておけばいいんです。
この、「重い」を乗り越えると「メンテ(洗う)が楽」、「強火を遠慮なく使える(よって美味しい)」が得られます。
- メリット
- 強火を遠慮なく使える
- メンテ(洗う)が楽ちん
- デメリット
- 重い
- 油を多量に使う
- 湯でものには向かない
ビタクラフト スーパー 鉄 炒め鍋 ウォックパン 28cm 2006
- 出版社/メーカー: VITA CRAFT (ビタクラフト)
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うちで導入したのはこちらのビタクラフトの28㎝炒め鍋です。すこし深さがあるものです。
西武デパートで実物を見て決めました。店員さんもこちらをオス勧めしていました。
実物を見るときのポイントは、「重さ」と「大きさ」です。
買い替えであれば、今使っているものの大きさを測ってから行くとよいでしょう。
このとき、縁の直径と、底の直径を気にしておくとよいと思います。
サイズ感としては、パスタをゆでるのはギリギリです。縁の直径的には入るはずなんですが、実際にははみ出す感じです。
(後述のとおり、湯でものには最近は使ってない)
【メリット】強火を遠慮なく使える
これぞフライパンの醍醐味。というかフライパンなのに「中火以下で使ってね」、のテフロンフライパンとは定義矛盾ではないか!それも仕方ない。所詮テフロンです。テフロンとは約260°C
までしか持たない物質なんです。ポリテトラフルオロエチレン - Wikipedia
【メリット】メンテ(洗う)が楽ちん
洗うときは洗剤は不要。盛り付けを終えたらできれば温かいうちに水とブラシで流してしまいます。- 出版社/メーカー: マーナ
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洗剤を使って油分を落としすぎてしまうと、次回に良くありません。
錆が気になる場合は洗った後、水滴が沸騰し始めるぐらいまで火にかけて乾かします。
うちではそのまま放置しても今のところ問題は起きてません。
ビタークラフトはこの辺、錆が発生しにくいという評判です。
【デメリット】重い
否定できません。しかし、煽らなくても料理はできます。五徳の上でお玉やへらでガシガシやればOK。【デメリット】油を多量に使う
テフロンフライパンに比べてどうしてもかなわないのがこれです。テフロンフライパンであれば料理によっては油を全く引かずに調理することもできますが、鉄フライパンでは油を多めに引きましょう。
油を多めに引いて、煙が出るくらいまで十分に加熱してから食材を投入するのが焦げ付かないポイントです。
これを怠ると、モノによっては焦げ付きます。
しかし、焦げ付いたとしても水をはって火にかけておけば溶け出すので心配無用。
ただし、これをやってしまった次の回では油をさらに多めに…。
【デメリット】湯でものには向かない
上記のように油をなじませて使うことが前提なので、油分を奪ってしまう湯でものは避けましょう。いままではテフロンのフライパンで湯でものをやってましたが、鉄にしてからは避けてます。
絶対ダメというわけではありませんが。
使用例
焼きぞばだって焦げ付かない。炒め物はさらにおいしく(個人の感想です)
揚げ物だって可能です。
(写真省略)
蓋については、専用のものもあるようですが、今まで使っていたものがサイズが合うのでそのまま使っています。
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まとめ
というわけで鉄フライパンの紹介でした。多少高い(1万円弱)ですが、3000円のテフロンフライパンを毎年買い替えるぐらいだったらお得感があるのではないでしょうか?