プログラミング素人のはてなブログ

プログラミングも電気回路も専門外の技術屋の末端が勉強したことや作品をアウトプットするブログ。コードに間違いなど見つけられたら、気軽にコメントください。 C#、Python3、ラズパイなど。

紫外線LED照射装置を作る

紫外線ライトの照射時間が短くて弱い気がする

最近DIY界隈で接着材として紫外線硬化樹脂が流行っています。
私も100均で購入した紫外線ライト(300円)を使っていますが、安全のために照射時間が弱めで短くなっています。
そこで使い勝手をもう少しよくしたいと思い自作することにしました。
f:id:s51517765:20220104185955p:plain
f:id:s51517765:20220104185924p:plain

設計

以下のAmazonで10個700円ほどで売っている紫外線LEDを使います。
中国発送だったので2週間ほどかかりました。

実際のものを入手して特性を測定すると、Vfは2.8~3.4V(通電による温度上昇でVfが上昇します)でした。
最大限使おうと思うとこのLEDを8~10個並列または2直列の4並列 or 2直列の5並列等になりますが、定格が3Wで電流が1A等になります。
しかし、手持ちの抵抗が1/4wで10Ω以上の酸化被膜抵抗しかないので、下記のようにいろいろ試算して最終的には3個を並列にし合計0.5Aで作ってみることにしました。
抵抗は1/4wの22Ωを5つ並列にしています。
※本来はLED一つにつき抵抗を一組付けたほうがいいそうです(IFのばらつきがあるときIFが想定を上回る場合があるため https://www.marutsu.co.jp/pc/static/large_order/led。)
f:id:s51517765:20220104191531p:plain

もちろんそのままむき出しで使うのはいくら何でも危険なので箱を作ることにしました。
70mm四方の蓋つきの箱に3つを壁面に設置します。
f:id:s51517765:20220104191923p:plain
牛乳パックです。
f:id:s51517765:20220104192021j:plain
3個にしたので、一面は反射材(たまたまあったバターの中蓋)を貼り付けました。
f:id:s51517765:20220104192231j:plain
このほかに、DCジャックとスライドスイッチを使います。
電源はUSBから5Vをとれるものを使いました。
スマホ等の充電にも使うようなACアダプターなので2A出すことが出来ます。

紫外線が厚紙程度でどこまで遮蔽されているかは若干不安ですが、これで照射時間は自由自在です。
f:id:s51517765:20220104192544p:plain

まとめ

紫外線LED照射装置を作りました。
これで照射効率が上がったかというと…
微妙です。それほど紫外線硬化樹脂の硬化時間が短くなっていない気がします。
とりあえず今回は試作ということで、次回(いつやるかは未定)はセメント抵抗を使って制限抵抗を1.2Ωぐらいにして1.8A流せるようにしてみようと思っています。
今回の合計0.5AでもLEDの発熱が、触って暖かい程度にはあるのでLED数を増やして分散したり放熱や紫外線の遮蔽ももう少し考える必要があると思います。
セメント抵抗 5W1Ω: パーツ一般 秋月電子通商-電子部品・ネット通販
セメント抵抗 5W0.22Ω: パーツ一般 秋月電子通商-電子部品・ネット通販
(お約束で書いておくけど、マネする人は自己責任でね)